XDev 2010 に行ってきた〜。電源が欲しかった〜

今日は日経BPさん主催の XDev 2010 に行ってきました。Communityイベントではなくて、出版社さん主催の営利目的 (かな?ですよね) のイベントです。Visitorはスーツ族が多いです。全体の6,7割はスーツという印象です。なんでスーツが多いんでしょうね?ま、そこをターゲットにしてるんでしょうね。平日開催だし。それから40代以上(見た目から推定)の方も割と多く、全体の3割ぐらいといったところでしょうか。

ところで、スーツ族は何が聴きたいのでしょうか?何に興味があるのでしょうか?あるいは何が聴けるのなら、平日の勤務時間中に参加できるのでしょうか?業界の最新動向的な話ですかね。しかも何かの言語に偏っているとかではなくて、いろんな話がいっぺんに聴けるのがいいんでしょうね。

だとすると、最近参加したCommunityイベントと比較してしまうんだけれど、RubyKaigiはスーツ族は参加しづらいかもしれないですね。でもXP祭りは平日開催、スーツ向けでもいけないことはないんじゃないかなぁ。コンテンツ的に。(まあ無理にスーツ向けにすることもないんだけれど、コミュニティだからといって、盲目的に週末開催にして休日をつぶすのはあまり良くないと思うので。)

今日、聴講したセッション

  • 三井さんのセッション
  • MS長沢さんのセッション
  • 奈良先端の森崎先生のセッション
  • アークランプ鈴木雄介さんのセッション

の4セッションです。

どれも興味深い内容でした。特に大した切り口で解説もできないので、一つ一つの感想は書きませんが、、、でも一言ずつぐらいは書いとこうかな。

三井さんのは、現場で集めたデータを中心に話をされていてリアルな雰囲気が伝わってきました。(ちょっとグラフが小さくてよくみえなかったけど)

長沢さんのは最前列に座ってききましたが、プレゼンのスライドの綺麗さ、話の上手さ、用意の周到さなどに恐れ入りました。あと、新製品の紹介がトピックの中心なのに、会場は満席でさすがMSさんだなと思いました。うちが同じことをやったらほとんど人を呼べないだろうなぁ〜。Team Style(だったかな?)という製品が今回からなくなって統合されたそうです。「チームでの開発がもはや当たり前」だからみたい。同感です。チームによるソフトウェア開発やコラボレーションは本質的にソーシャルなものだ!
森崎先生のは、最初のところが楽しかった。コードレビューが形骸化している原因について、コミュニケーションの問題、リソースの問題、事前合意、意識合わせの不備、と挙げられていました。で、会場の方々にどれに当てはまるか挙手してもらっていました。「お互いに余計なことは言わない」文化がレビューにも浸透している、が、森崎さんもおっしゃっていましたが、日本的な、事なかれ主義で、なるほどなと思いました。
鈴木雄介さんのは、H&Mを例にあげ、ファッションとの比較でITを語られていました。ファッションを話せる人は、雄介さん以外にこの業界ではなかなかいないんじゃないかなぁ〜!この話はこの人からしか聴けないという点だけでまず、このセッションに参加する価値ありです。

で、電源なんですが

会場(目黒雅叙園)でぜんぜん見つからず、途中でMacBookの電池が切れました。WiFiの提供もないし、iPhone の入りも良くないので Tweetしている人は少なかったんじゃないかなあ。#xdev のハッシュタグで時々チェックしてみると、 @tomohn@kawaguti@ryuzee で半分ぐらい占めていて、ちょっとうけた。(@tomohn をトモーンと発音すべきか、トモヒンと発音すべきか5分ほど悩んだ。結論無し。あ、でもお名前からするとトモハンだな)

朝、 話したときに@ryuzee さんもおっしゃっていましたが、最近のイベントにおけるTweetの影響度は非常に大きい。特にこの業界(ソフトウェア技術者)はTwitter-erがとても多いので。

なので、私のようにスポンサー目線でみると、その宣伝効果は無視できません。会場に十分なWiFi、電源があると、出展料が少し高くてもいいかもしれないし、その逆もそうでしょう。主催者はハッシュタグを明示するのも必須でしょうね。