オープンソースカンファレンス1日目かんそー

八王子じゃなくて日野だ、の明星大学で開催された、第50回!オープンソースカンファレンスに行ってきました。懇親会の誰かがスピーチしていた言葉を借りると、東京の西のはずれ、だったかな。ちょっと都内からは遠いロケーションですが、今日は来場者が多かったようです。たしか春より100人多く、650人だったとのこと。初開催のGovernmentトラックの効果も高かったようです。

うちはスポンサーとして出展。オープンソースソフトウェアを作っている団体ではないので、無料ではなくスポンサー料を払っての出展です。正確に言うと、うちのソフトは購入した人にはソースを公開しているので、そういう意味では「オープン」ソース、だけど無料ではないし、無条件に公開しているわけではないし、開発は社内なのでオープンソースソフトウェアではありません。以前Moongift(たしか)に、掲載して、とお願いしたら、オープンソースではないのでと却下された経験あり。

今日はブースで話を聞いて頂ける方がとても多く、具体的な案件の話もいくつかあり、明日もこんな感じだといいなと思っています。ブースのメンバー4人で、白地に青のJIRA Tシャツ(通称JT、今つけました)を着込み、チーム戦略をとった効果があったかも!?

ライバル (?) の trac セミナーを聴講

同じカテゴリーのソフトなのでライバルになりますが、もはや「同志」というイメージの方が強い Shibuya.trac さんのセミナーに参加してきました。人気のアプリケーションだけあって、聴講者も多く、注目度の高さが伝わってきました。発表は @kaorun55 さんが trac 導入編的な内容でした。特に体験談が面白かったです。6年ほど前からの話で、炎上が何度も起こっていたのだが、trac を導入することにより可視化、「終わり」の見える化、などが行われ、炎上の規模が小さくなり、おさまるという話。ツールを使えばいいという単純な話ではないですが、やはりこういったものをチームで使うと、決まりごとができ、ある程度の品質向上効果が期待できますね。導入する際には、まず自分で使ってみること。自分でいいと思わないものは、周りにすすめようと思わない。とのこと。重要ですね。(Update: @kaorun55 さんのスライドがアップされました)

そのあと @ryuzee さんが「顧客に課題管理システムを公開する意義」(タイトル、正確に覚えていませんがそんな感じ)を発表されていました。(Updated: 資料が公開されました)。顧客にうそをついてどうするんだ、上司の顔色より顧客の成功を目指せ、など心を打たれる、また共感してしまう内容でした。私の明日のセッションにも似たような話がちょっとだけですが登場します。私の方は、自社開発のソフトウェアベンダーが、ユーザーに課題管理システムを公開する話です。@ryuzee さんの方は SIer さんやプロジェクト請負業者と発注者の間の話だと理解しました。両方のセッションを合わせて聞くといいなと思いました。

懇親会と名刺ホルダー

元来、ソーシャルでない性格の私は、懇親会のような場で初めての方と話すのが得意ではありません。RubyKaigi感想記で書きましたが、名前、あるいは自分がどんな人かが相手にわかるような仕組みになっていると、自然と交流がしやすい。今日は名刺ホルダーを持ってこなかったことを後悔しました、、、

遅ればせながら、明日は、ブースでのアテンド時にRubyKaigiのときの名刺ホルダーをぶらさげるようにしたいと思います。声かけてください。

p.s
あ、JT欲しい方がいらっしゃったら明日ブースに遊びにきてください。着てくださるならあげます!無くなっていたらご容赦ください。Google Waveの紹介ビデオで、Google の人も来ていたほど人気のJTです!最初の16秒ぐらいまで、左のおとこ。