20歳の女子大生プログラマー

昨日、DevLoveのイベントに参加しました。ビアバッシュのときに話す機会があったですが、20歳の女性が参加されていて、珍しいなと思いました。日本にどれぐらい大学生のプログラマー、しかも女性がいるのか分かりませんが、あまり多くはないのでは?少なくとも、こういった勉強会イベントに出てこられる方はほとんど見かけた記憶がありません。初めて参加されたそうですが、その行動力は大事にしたいですね。

興味深かったのは、そのご家族の方が、女性がプログラマーを職業とすることにあまり良い印象をおもちではないということ。たしかに、「デスマーチ」や「何日も家に帰れない」、「過労死」といった言葉をよく聞きますので、ご家族が心配される気持ちもわかります。実際に、入る組織によってはそんな環境があるかもしれませんが、こういったネガティブなイメージは払拭していきたいですね。長時間労働自慢」をしている人たちは、ぜひやめて頂きたいところです。

プログラマー、ソフトウェアデベロッパーという職業については今でもそうですが、将来性のある職業だと思います。ここで説明するまでもないですが、アプリケーションやソリューションのクラウド化によりハードウェアエンジニアの需要は減少していきますし、今後ますますソフトウェアの重要性は高まっていきます。ソフトウェアエンジニアの人気が高く、待遇もとても良い米国の労働市場を見れば数年後の日本もある程度想像がつきます。

今は英語ぐらいは必須のスキルだと言われていますが、数年あるいは10数年したら、プログラミング言語の一つや二つは必須スキルだよね、と言われる時代がくるかもしれません。前にも書きましたが、そんな気がしています。

というわけで、今の学生がプログラマーを目指すのは、リスクが高いというよりも、大げさに言えばリスクの低い職業選択の一つではないかと感じます。それを確かなことにするために、プログラマーに対するネガティブなイメージを、もっとポジティブなイメージに変えられるようにしていきましょう!(ところで、映画ソーシャル・ネットワークFacebook創業者のザッカーバーグを見た日本の若者たちはどう思ったのかな?気になる)