なぜアトラシアンを好きなのか? #augj

このエントリは Atlassian Advent Calendar 2012 #augj の 10 日目のエントリです。 前日は @bohnen さんの「Bonfire for JIRAの紹介」です。明日は、、、また私かな?

さて、アドベントカレンダーの順番がまわってきました。立候補者がいなくなったところで書こうと思っていましたが、予想より早くまわってきました (笑)。

濃いものを書こうとすると続かなくなってしまいそうなので、カジュアルな感じの内容で、まるで日記のように書いていこうかと思います。先は長いので。

タイトルにあるように「なぜアトラシアンを好きなのか?」について書いてみたいと思います。そう、私はアトラシアンが好きです。好きな会社で働けるので幸せだと思います。嫌いな会社で働くのってストレスがたまりますよね?

好きな理由を考えてみるといくつかあるのですが、その一つは自分たちの製品やサービスをきっちり自分たちで使っているという点です。いわゆるドッグフーディングというやつです。自分たちが自社製品の一番のユーザーなのです。

ドッグフーディングをしていていいなと思う点

  • 品質が上がる

まず、品質面で。社員がみんなで実際に使って不具合を報告したり、改善点を提案していけるので、いい製品が仕上がります。たとえば社内の Confluence でバグなどを見つけたら、フィードバックをすぐにできるようにボタンがついています。


以下は個人としていいなと思う点です。

  • お客さんに対して正直でいられる。

営業マンがものすごくすすめてくる製品を、実はその会社や営業マン本人は使っていない、なんてことがありますよね。そんなにいいものならなんで自分たちは使っていないんだとツッコみたくなってしまいます。

  • お客さんにリリースするときにはすでにそのバージョンに詳しくなっているので説明しやすい。

リリース前のベータバージョン、マイルストーン版から使用しており、ユーザーに実際にリリースされる頃にはすでに1,2ヶ月使い込んだ状態だったりするので、新バージョンのリリースのときにあらためて勉強しなきゃいけないというようなことがない。

  • 新しい機能をいち早く使える。

私も自社製品の一人のユーザーでありファンなので、他の一般ユーザーが使えない新機能などを先に使えるのは単純にうれしいです。


なお、アトラシアン製品の多くはソフトウェアデベロッパー向けなのですが、私自身はデベロッパーではないので、全てのツールを使用しているわけではないのがちょっと残念です。使っているのはJIRA、Confluence、Bonfire、Team Calendars、HipChatあたりです。Confluence のタスクリストがリリースされてからそれで個人のタスク管理をするようになった (ラップトップからでも iPhone からでも簡単に使えるので便利) ので、それまで使っていたGreenHopperは最近はあまり使っていません。

それぞれの製品をどう使っているかはまた機会があったら書きたいと思います。

なお、製品やサービスにはいろいろな種類があるのでどんなものでもドッグフーディングができるとは限りません。アトラシアンはソフトウェア開発チームに必要なツールを作っているので、自分たちがソフトウェアを開発する上で当然使えるのです。弊社は今、全社員の半数近くがデベロッパーなのでドッグフーディングにはとても都合がいいです。

また、ドッグフーディングについては、少し古いですが、アトラシアンブログで「ドッグフーディングと頻繁な内部リリース」という記事を公開しているので、ご興味のある方はご覧ください。